十五夜に、茶懐石講座実習、月見の点心

本日、茶懐石講座は月見の点心をテーマに、向付は鯖棒寿司、煮物椀に花帆立、焼き物は賀茂茄子田楽と焼き松茸、お菜に半熟卵、和え物は十六ささげと白舞茸の胡桃和え、八寸は秋鮭砧巻きと栗渋皮煮を実習してお楽しみ頂いた。
懐石の点心は膳に複数の料理を一緒に盛り付けてお出しする為、色の調和と一つ一つの食材の形が整っていることが肝要で、それが素朴な家庭料理をお客様向けに見せるコツの一つと思う。これからも茶事のお客様にお出しすることを心掛けて実習したい。
午前のクラスは桂剥きが良くて、砧巻きが綺麗に仕上がった。夕刻クラスは食材の切り方など、基礎的な課題を多く確認し、今後の伸びしろに期待して、幾つになっても成長する楽しさをご一緒したい。
写真は実習した煮物椀・花帆立。では、皆様良い週末を!来週までごきげんよう~。

f:id:takako91:20190913131752j:plain