茶懐石講座11月実習・向付・鯛松笠造り

本日「茶懐石」講座は向付に鯛松笠造り、煮物椀は蟹真薯に岩茸、焼き物に金目鯛祐庵焼き、焚合せは鴨叩き寄せ・小蕪・糸人参、箸洗いは松の実、八寸に牡蠣蕎麦粉焼きと㊉茶巾絞りを実習してお楽しみ頂いた。
どの食材にも今月実習に使いたい理由や、茶席でお出しする工夫があり、一つ一つお話しながらの実習は、ノンビリしているというか、時間を贅沢に使うと感じる。
経済活動を伴わない家庭料理だけれど、自分用のおかずと違って、わざわざお越し下さるお客様にお出しする、おもてなしの気持ちを込めた料理を作ろうとすると、説明が長くなってしまう。
例えば鯛を松笠造りにする意味と調理法、牡蠣蕎麦粉焼きの熱の入れ方、食材の切り方、時候に合った器の選び方など。面倒そうなことを楽しくご一緒して、身に付けて頂けたら良いなぁと願って、昨日も書いたように大根が瑞々しく桂剥きの練習に最適な状態なので、時間に余裕がある都度に実習したい。
では皆様お健やかな週末を。来週までごきげんよう~。
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