本日午前の「茶懐石・入門」講座はお陰様で無事に終えた。九月はお月見や重陽をテーマにするなど、献立が豊富でとても楽しい。
入門講座らしく、向付は鱚をお造りにし茗荷甘酢漬けを添えて、汁は茄子を八丁味噌仕立てに卸生姜を。預け鉢は焼き無花果、これは懐石ならではの趣向と思う。箸洗いは菊花、八寸は鮎一夜干しと翡翠銀杏。
茶事は点心以外、本来は白飯だけど松茸ご飯を頂き、ボチボチ良かった。
話は変わり、先日学校で血液型と性格が話題になり、それはそれで面白かった。でもさぁ〜生活環境が影響することも大きいと思うよ。こう見えて私、椀や塗り物の洗浄と片付けは丁寧にちゃんとします。
洗浄はユルユルと傷付けないように、水分を吸わせるガーゼは縫い代の硬くない物を使ってそぉ〜っと、半日以上広げて乾燥させ、棚に収納するまでは布手袋を使う。これは性格じゃなくて、お道具を大切に扱われる先輩方のマネですね。
千種教室にある陶磁器と塗り物は、私には「終の器」大切に使うから、将来は誰かに引き継いで欲しい。さて、夕刻の講座が始まる。来週まで、ごきげんよう〜。
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