茶懐石講座3月実習・煮物椀・蛤真薯

本日「茶懐石」講座は雛祭りをテーマに、向付は針魚菜種和え、煮物椀に蛤真薯、焼き物は眼張付焼き、和え物に烏賊・分葱酢味噌和え、八寸は才巻海老旨煮と蕗青煮、物相は菜飯を実習してお楽しみ頂いた。
焼き物にした眼張の、鰆などに比べて少し厚みのある皮は、焼き物にすると反りが起き易い。串を打っても歪になったが、お味には満足した。
分葱は葱のような強い辛味は無く、加熱するとほんのり甘くて頂き易い。今日のような味噌和えが懐石らしくて人気と思うが、普段の惣菜なら炒めても美味しい。いつの間にか気が付かず時期が終わるような地味な存在で、旬のうちに味わいたい。
錦玉と思ってご用意した和菓子は、あっさりとした甘味のゼリーで、お薄に合わせるには物足りないようでも、見映えが良くて楽しめた。
来月は鯛を使った煮物椀と、春の山菜も取り入れた実習をしたいと思います。写真は本日の蛤真薯。では皆様よい週末を!来週までごきげんよう~。
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