8月茶懐石実習、煮物椀・枝豆真薯

本日「茶懐石」講座は向付に鱚の予定を鯛平造りに変えて、煮物椀は枝豆真薯に蛇の目瓜を添えて、焼き物は鯖有馬焼き、焚合せに高野豆腐・茶筅茄子・畑蓮、八寸は鰯大和煮胡麻和え、蓮根梅酢漬け、生姜ご飯をおぼろ昆布で包み、以上を染付角皿に盛り付けた。
数ヶ月ぶりになる点心盛り付けは、別の配置に変えた方が良かったかもしれず、料理分量と余白の取り方は難しい。料理が無くなった今頃に、もう一度盛り付けを直したくなり反省した。
煮物椀は生食用の鯛からすり身を作り、お伝えしたように丁寧に手を掛けて下さったお陰で、滑らかな仕上がりだった。塩分加減も程好くて、茶席でお出しする懐石の主役に相応しくなったと思う。こうしたおもてなしを受けたなら、心に沁みるようで、ずっと記憶に残ると思いたい。
コロナ禍の今は、じっと我慢して、お茶事を再開する時を楽しみに待ちましょう。今日はK先生お手製の梅干しと貴重なゆかりを頂き、とても幸せだった。
写真は実習した煮物椀の枝豆真薯。では、皆様どうぞお健やかに、良い夏休みを!再来週までごきげんよう~。