初釜の福引、いつも末等で賞品は懐紙だったよ。

本日「茶懐石」講座は初釜の茶事をなさる参考にして頂けるよう、染付角皿を使って点心に盛り付けた。預け鉢(焚合せ)が無い分、お手間が少なく、ご自宅でサササッとご用意頂ける実習内容を心掛けた。
向付は正月の定番・鯛薄造り昆布〆に萵苣薹と莫大海を添えて、煮物椀は蟹真薯に岩茸と鶯菜と松葉柚子、焼き物は金目鯛祐庵焼き、和え物は柿なます、祝い肴に数の子・才巻海老旨煮・慈姑甘煮、物相は魁ご飯。
 
お世話になった社中は初釜に福引をご用意して下さり、お稽古で使える小物類が賞品だった。くじ運は良くなくても、外れは無いし、楽しかった、と午前のクラスでお話したら、そういった風習は特に無いらしく、お社中毎のなさり方と知った。
毎年楽しい初釜を経験させて頂き、師匠に心から感謝。
 
写真は本日の点心一部。そろそろ夕刻のクラスが始まる時間。皆さま良い週末を!来週までごきげんよう~。