松風の感じ方、それぞれに。

龍井茶・菊花・千日紅2015-1-9

本日「茶懐石・入門」講座は、向付に鯛と鮃の2種を龍皮巻きにし、千社登(萵苣薹)を添えて、焼き物は鮭西京焼き。煮物椀は雑煮、焼餅に日の出人参と鶯菜と松葉柚子を、焚合せは才巻き海老に冬蝱椎茸、里芋。箸洗いはお正月の定番、松の実。八寸は卵焼き、黒豆、数の子、鶏味噌松風、のし梅千代結び。
以上の料理を初釜のご参考になるよう、点心に盛り付けた。時系列に料理をお出しする手間が省ける点心は、大勢様がお集まりの時に慌てなくて良いと思う。
そういえば、11月「和の器・陶磁器の名前」講座の続きとして、4月または5月辺りに「和の盛り付け」を考えています。この時に向付、煮物、和え物、点心と八寸の決まり事とコツをお伝えしたいです。器と料理を調和させ、引き立て合えば、より美味しそうに感じて頂けると思います。ご参加下さいね。
写真は龍井茶と菊花、千日紅のアレンジティー、フゥ〜と休憩時間に頂いた。菊花の甘くスゥっとした香りと、龍井茶の旨味で心が解れるよ。では、皆さま良い連休をお過ごし下さいませ。来週まで、ごきげんよう〜。
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