9月「茶懐石」講座実習・萩豆腐

本日の「茶懐石」講座、向付は鯵松前巻きに菊花を添えて、煮物椀は萩に見立てた蒸し物・萩豆腐、焼き物は秋刀魚祐庵焼き、預け鉢に白舞茸・畑蓮の胡桃和え、箸洗いは占地、八寸は鮑醤油漬けと万願寺唐辛子芋寿司を実習して点心に盛り付けた。
今年の茶懐石講座で鯵は一度も使っておらず、焼き物よりは向付にしようと、茗荷と一緒にクルクルっと白板昆布で巻くと、茶席の料理に相応しいお味になった。大げさに言えば、白板昆布の仄かな酸味とスッキリした旨味の魔法に掛かったようだった。茗荷のほろ苦さもアクセントになり、鯵と上手く調和して満足した。萩豆腐はもう少しだけ、小さく切り分けた方が椀のサイズに合っていて、明日のクラスでは気を付けたい。
占地は栽培ものでも香りが良くて、気候や産地の由来なのか、青果店さんで尋ねてみたい。写真が明日は変えたいと思っている萩豆腐。では、皆様良い週末を!来週までごきげんよう~。
作成中、不具合は修正した新しいホームページ https://flush91chakaiseki.jp/