プーアール緊圧茶・三種

餅茶、沱茶、竹筒香茶2011-6-13

本日、午後から名古屋校に出講し、夕刻に千種へ戻った。今日のテーマは中国茶、範囲が広く、地域色と民族により様々なお茶があり、大らかに楽しんだら良いと思う。
中国茶の名前は、収穫した時期、産地、茶葉の状態や形状などの情報の他、風情良く、縁起を担ぐ気持ちが込められていたりする。
龍井村の有名な緑茶、龍井は明前・明後、雨前・雨後で春の時期を伝え、福建省ジャスミン茶は仕上げた形状で呼び名を変える。
中国茶は茶の風味だけでなく、独特な文化を推し量る楽しさと、奥深さが魅力と思う。
和食だって「おばき」と「ぼたもち」は同じ材料で作るが、季節により呼び名を変える地域があるし、「八幡巻き」「信田巻き」のように特定の食材を使った料理の由来がある。
現代の創作料理の名前は、分かり易いが直接的で、風情に欠けるものが多いように思う。まっ、いいですけどね、何となく気になるわ。
写真は形状の異なるプーアル茶、餅茶、沱茶、竹筒香茶。では、また明日!
'食'の講座 FLUSH http://www.gix.or.jp/~tea-fan/