蓼/タデ

笹タデ

写真は「笹タデ」、蓼の種類は複数あるが、青果店で販売されているのは、主に紅タデと笹タデ(やなぎたで、本たで、真たで)。
どれも料理の主役にはならないが「鮎」を楽しむこの時期、笹タデは「蓼酢」にされて活躍する。山葵とも違うピリッとした辛味が、川魚の風味を引き立てる。
自然はよく出来ていて、ちょうど鮎が獲れる頃、川原や湿地に芽吹く。冬は枯れ草のようで、存在が分からないほどだけれど、夏になれば成長している。
最近はあまり言われない「タデ食う虫も好き好き」のタデのこと。郊外でも、身近なところに自生している。見つけて試しに、かじってピリッとすれば「タデ」。
今日の「茶懐石」献立に使う予定で求めたが、主役の鮎が、、、注文とは違っちゃったのよね〜。
ボチボチ講座の準備を始めよう、また明日!