懐石・汁6種の実習

本日の懐石個人レッスンは、湯炊きご飯と、味噌汁実習を希望され、味噌汁は6種をご用意させて頂いた。
胡瓜を除いて真夏の食材を使うには少し早く、冬と春、季節を問わないものと、お目出度い演出として、花百合根、結び干瓢、蓬麩、紅白扇面、くだ牛蒡、蛇の目胡瓜のそれぞれに合わせた味噌を調整して提案した。
干瓢を結び、大根人参を扇形に整え、牛蒡の芯を抜くなど些細な作業は、縁起を担いだり、幸せに暮らせるように願いを込める、気持ちを伝える手段と思えば楽しかった。
ご受講のマダムは直近に予定される茶事と、来年初釜の参考になさると仰り、実践して頂けることを励みに思った。
他に細かなこと、溶きからしの用意と、湯の子の作り方と当日の用意も実習し、充実した内容になった。写真は2月に撮った紅白扇面。では、また明日!
 

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