色んなことを受け継ぐ心意気

先週末は、ある方のお宅へ伺い、打ち合わせと共に大切なお道具類を見せて頂いた。
江戸時代の物と思われる鉢は、明時代の景徳鎮で焼かれた技法に似た浮き上がった鶴があれば、亀もいて外側には馬の絵もあり、全体に力強い印象で見どころ満載だった。
他に繊細な筆使いの呉須で朝顔、菊、萩などの模様が描かれ、丸文に何か空想の動物、控えめの赤絵と金彩が施された輪花捻鉢は、もう今後に作られることは無さそうな技術と意匠で、素敵なお宝と思った。
拝見した器を使わせて頂き、焼き物や焚き合せなどを盛り付けることをアレコレ想像し、お茶事の日まで楽しみに用意したい。
写真は懐かしくて買い求めたもろこの佃煮。では、また明日!
 

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