感動したプロ意識と情熱

イタリアンの会食から戻ったところ。外で食事をする時は、あまり自分の意思や希望を言わないので、誰かの提案する店に行く。今日のお店は開店一周年の美食会とのことで、事前にメニューを見て今風の表現(調理方法より食材の産地を優先して記す)だなぁと思っていた。
始めに「河豚のカルパッチョ サルディーニャカラスミ添え」を頂く。新鮮な河豚の甘味が生かされた繊細な調味だった。単独の食材の持ち味を十分に引き出しつつ、一緒の皿に盛られたものとの調和が良くて、次からの料理が楽しみになった。
続いて料理を頂くうちに、S部長が始めのスパークリングワインとは別のワインをオーダーする。ソムリエの選んだ赤ワインは料理との相性がピッタリでとても満足した。その赤ワインの渋みはすっきりしていながら肉の脂とうまく絡む。
繊細な調理でメリハリのある献立内容からシェフの修行先や経歴に興味を持った。デザートになると、シェフと話す機会があり、T社長がそれを尋ねた。T社長の予想通りイタリアでも北部とのこと。イタリアの修行先を選んだ理由などを聞いて、目標がしっかりした方で、目指す方向性にブレが無いと感じた。仕事に対する真っ直ぐなプロ意識と情熱が伝わって来る。
素晴らしい料理と楽しい会話で、充実した幸せな時間だったことに感謝。MA嬢がクリスマス、バレンタインの食事に、私たちで無くステキな方とご一緒されることを明日の十三夜にお祈りするよ!