忘れがちな、重陽の節句 

どうやって辿り着いたのか、先ほどからベランダで鈴虫が鳴いている。真夏のセミに比べたら、儚げで涼しいような音色が秋らしい。
午後から9月茶懐石講座の実習内容を思案して、そぅそぅ重陽節句に因んで菊の花、十五夜も外せない。雑事に追われると、暦や古くからの行事を忘れがち。食材と調理法で季節を表現してお伝えしたい。
話題を昨日「旬の魚料理」講座で実習したシマアジに戻し、少しだけ取り分けていた漬けを、今日のお昼に頂くと、旨味が増して更に美味しくなっていた。こうした変化の楽しみは、自分で調理すればこそ。皆様のシマアジはいかがでしたでしょうか、来月にお尋ねしたい。
写真は我が家の定番おかず、エノキ茸の梅肉和え。では、また明日
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