夏の人気者、枝豆

アスパラ枝豆パプリカ

「枝豆」が嫌いな方は少ないように思う。初夏には普通の「枝豆」(品種名を調べていない)、盛夏から初秋にかけて山形県鶴岡市産「だだちゃ豆」と、新潟市小平方産「新潟茶豆」が楽しめる。
初めて「だだちゃ豆」を食べたのは十数年前、旅先の仙台だった。二粒の豆が入った莢は小さく、見た目はあまり良くないが、豆はとても甘くて美味しい。数年前から名古屋地域でも販売されるようになった。
同じくらいの時期に名古屋地域で「新潟茶豆」を見るようになった。香ばしいような香りが高く、薄皮が茶色なのが特徴、こちらも甘みが強い豆。
今朝、青果店で「枝豆」を注文すると、群馬県利根沼田の「ミネラル栽培枝豆」/茶豆風味を渡された。千種に戻って茹でてみると、表示のとおり茶豆に似た風味。莢と薄皮は奇麗な緑色で立派な粒が三つ並んでいる。
人気があると、より良い品質に改良されるのだろうね。「伊豆大島産の天然ミネラル塩」も一緒に包装されていた。農産物の素朴なイメージより「商品」に企画されていて、心から感心する。
子供の頃は名前のように、枝に莢が付いた状態で販売されていた。今は「切り豆」状態で「P−プラス」鮮度保持に最適な環境になるよう防曇フィルムに、目の見えない孔を開けた袋に詰められている。「枝豆」の呼吸制御・水分の蒸散を防ぐ作用があると記載されている。なんだか複雑な気持ち、、、
人気者の枝豆、ミネラル豊富でタンパク質、ビタミンC、ビタミンB1も多く含み、健康に良いうえに美味しい。気をつけて頂きたいのは、種類と収穫時期によって茹で時間の差が大きいこと。途中で様子を見て加減してね。