茶懐石講座11月実習・焚合せ

本日「茶懐石」講座は、向付鯛薄造りに莫大海と芹を添えて、煮物椀に銀杏真薯・岩茸・京人参・松葉柚子、焼き物は秋鮭祐庵焼き、焚合せに鴨篠田巻きと小蕪、お菜は胡桃とうふ、箸洗いは零余子、八寸に海老せんべいと大葉百合根を実習した。
細かな準備が要るものの、野菜は根菜が中心になり、前日から作り置きしても変化は少なく、ご自宅でご用意なさり易いと思われる。焚合せは少し深みのある器で、出来れば盛り付け直前まで温めて、料理が冷めない工夫を心掛けましょう。
今回から真薯に使う市販のすり身を変えてみたところ、増粘剤や調味料添加量が少なく、自然な仕上がりで良かった。懐石で黄柚子と京人参を使い始め、鴨肉も頂くと、いよいよ寒くなるんだなぁと思う。
写真は実習した鴨篠田巻きと小蕪。では皆様よい週末を!来週までごきげんよう~。
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