先週「茶懐石」講座、３クラスの実習内容を振り返ってみると、土曜が一番、懐石らしい仕上がりになったと思う。
同じレシピで同じ材料を使っても少しずつ違いがあって、それは心構えのようなものかも知れない。こちらの稚拙な文章で説明仕切れない部分と、読み手の解釈があるから誤解がありそうで、心構え以外は書かない。
幼稚園でお茶道を教えていらっしゃる某マダムのお話しを伺って、小さなお子様が分かるように、正しいことをキチンと伝えられる真っすぐなお取り組みを羨ましく思った。子供相手だからといって気を抜いたりせず、お茶碗は素人作りでない本物を使われるとのこと。理屈は後で分かってくるから、今は言われたようにお客様やお点前してみて、と仰るのは私の師匠と同じで懐かしくもあった。
それからフツフツと最近の自分を反省した。伝えたいことは諦めずに、ご理解頂けるように工夫して表現してみようと、難しそうだけど。
本日、朝から名古屋校へ出講し、伸びしろの大きな若者たちと一日過ごし、良い刺激を受けてやっぱり諦めたくないと思った賀茂茄子の調理法。ただそれだけの事でも、理由があって拘りたい。では、また明日！
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