重陽の節句に点心

食用菊

本日「茶懐石・入門」講座、向付は鱚の入荷がなくて代りに鮃の薄造り、煮物椀は菊花豆腐、焼き魚はかます磯辺焼き、和え物に白舞茸と畑蓮の胡桃和え、八寸に秋鮭松前巻きと茗荷芋寿司を実習して点心に盛りつけた。
やや地味な初秋の風情になり、それでも八寸は女性受けする可愛らしさでチョッと良かった。
杉生地八寸に盛りつける時は、お正客へ拝見に回すこと、小吸い物椀の蓋に乗るサイズに仕上げることなど、もう懐石は今の日常生活から想像しづらいことが多くて、一つ一つの理由を知らなければ、ちまちましたメンドクサイ形式の料理と思われるかも。
そんなこんな色々書きたいことは、またにして、そろそろ夕刻の講座が始まる。では皆さま、良い週末を!来週までごきげんよう〜。
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