「和食ビギナーズ」講座に、気合を入れてご受講のＦ嬢は「４月中に今の講座を終えて、５月から別のコースに変わりたい」と、本日２講座分を一度に実習された。
「和食ビギナーズ」３−２は鯛をおろしてお造りにし、アラも煮付ける。３−３は季節の鮮魚で、今日はサヨリを用意した。
ずっと立ったままの実習はお疲れだろうと、鯛を済ませてから、お持たせ、写真の「フルーツタルト」と紅茶で休憩した。
鯛に比べたら、スラリと細身のサヨリは繊細に包丁を使わないと可食部がグンと減ってしまう。けれど厳しく言えばストレスになるだろうと、じっと耐えていた。
お人により料理教室へいらっしゃる目的は、さまざまだし、楽しさとストレスは個人差がある。楽しそうにサヨリをさばくＦ嬢、けれど可食部はドンドン減っていた。
「あのねっ、サヨリが痩せちゃってキビナゴに見えるよ！中骨に残した身は勿体ないから、焼くなり揚げるなりして食べて」と言えば、結局のところ、厳しくされて上達したいとのことだった。
サヨリには気の毒な結果だったけれど、お楽しみ頂けて良かったわ。では、また明日！
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