乾燥食品の管理

白花豆の煮豆

千種教室の講座日程は半年毎に確定し、3月と9月に皆さんへ告知している。講座日程表には、特別講座も併せて載せる。
4月から半年の特別講座、今年も川村屋さんに「和菓子講座」をお願いしたい。他は食品関係の工場へ見学に行きたいと考えている。講座ではないが韓国旅行を計画中。
明日「季節の和食」講座で「煮豆」を召し上がって頂こうと、昨日から「大福豆」を水に浸しておいた。今朝、焚き始めようと「膨らんだ白い大福豆」をジィッと見て、ケシの実程の小さな黒い斑点を見つけた。
自分の顔にあるシミのように、見ればキリが無いほど気になった。薄皮を剥がすと、芽の部分にカビが発生したようだった。
乾物の大敵「湿気」「温度差」「直射日光」などは避けて保管していたのに、こんなことは初めてだわ。賞味期限内だったが、手間を掛けて焚いても食べたくない。食べ物を粗末にして申し訳ないが処分した。
このところ毎日、報道される「不二家」「鳥インフルエンザ」に関する「食の安全」「品質管理」。特に不二家は、営利目的で洋生菓子を大量生産するのだから、衛生的な意識を高く持って欲しい。
私が係わる調理の食材は、包装の表示だけでなく、自分の五感を重視する。その上で判断基準は「家族や大切な人達に美味しく提供できるか」ということ。
調理学校時代にお世話になったAホテル西洋料理長K先生の「料理が美味しいことは当たり前で、人様の命を預かることですよ」の言葉は忘れない。
で、豆のカビから「乾物」の保存、戻し方、調理法を分かり易くお伝えしたいと考えた。どんな内容がいいのかなぁ、写真は「白花豆の煮豆」カビのじゃないよ。