そろそろ「おせち料理」の食材を求めようと椎茸屋さんに出掛け「どんこ椎茸」を見せて頂いた。希望するサイズを伝え、粒と数を揃えてもらった。
揃うのを待ちながら、椎茸栽培の現状などを伺った。社長さんは仕事熱心な方で、いつも熱く語ってくださる。話を聞きながら、キョロキョロ椎茸を見ると（店だから当たり前だけれど）様々な種類の「乾し椎茸」がある。
ひときわ私の気持ちを引き付ける「どんこ椎茸」を見詰めながら「これは、どんな頂き方をしますか」と尋ねると「そぉれはねぇ〜、メチャクチャ美味しいよ、品評会で農林水産大臣賞を取った物だから」「鮑みたいな歯ごたえで旨味もあって、、、」と食べてみたくなる話がドンドン続いた。
岩手県の芳賀健市さんとおっしゃる方が、大変な手間を掛けて栽培され、７年連続で受賞されているとのこと。選りすぐりの粒に袋を被せ、天候の変化に合わせて、その袋を被せたり外したりを繰り返えす作業で、半日以上の外出は出来ないそうだ。
ほぉ〜、ヘぇ〜と、うんちくを聞くうちに、気持ちは固まり「これも下さい」と分けて頂いた。写真がその「農林水産大臣賞のドンコ椎茸」右横はＭサイズの鶏卵。
食材に限らず、一途な気持ちが込められた物には、強く引かれてしまう。さりげなく優秀なことも、スマートでステキだけれど、何か信念が込められているようなものにはパワーを感じるのよね。
どうかしら？このドンコ椎茸で、より幸せになるわ。講座でお楽しみにぃ〜。
