気持ち良く晴れて、実山椒の収穫

本日、お天気良くて有難く、予定していた実山椒の収穫に出掛けた。実の成長は雨後の筍と似ていて、雨が降った後の晴れた日は、パンっと張ったように実が膨らんでくる。そろそろ良いなぁ~と思う頃に採りそびれると、少しの間に大きくなり過ぎて残念な状態になる。
多分、山椒の木は半日陰で、やや湿気た場所を好むようで、我が家に隣接する荒れた竹藪のお陰で、絶えることなく毎年柔らかな実を付ける。今月中に、もう一度採る機会があれば、お使いになる方々に差し上げるつもり。
収穫されず木に残り、はぜた実の様子は趣があり、それを意匠化した器が向付などの割山椒。なので形式や季節感を大切にする懐石では、短い期間に割山椒を使うことになるけれど、お気に入りは年中使ってしまうかも。講座でお伝えしている器の名前と由来、時々は思い出して器を選んでね。
写真は収穫後に軸から外す作業中の実山椒。では、また明日!
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