達筆に憧れる

津市の刀根先生とは四日市の調理製菓専門学校でご縁を頂いた。先生は津市で百年近く続く、大きな製菓会社の三代目でいらっしゃる。業界の会長職、代表者などを務められる立派な紳士。
1月半ばに千種教室の講座について、ご相談し、お世話になった。そのお礼にささやかな品をお贈りしたら、達筆な礼状を頂いた。内容から優しいお気持ちが伝わってくる。文面はお品が良く、家柄と育ちの良さに溢れている。
読み終わって深〜い、ため息が出た。文章力プラス魅力ある文字は、内容がより良く伝わるのだ。大方メールで用件を済ませる自分が恥ずかしくなった。
ちゃんと真面目に習字を習っておけば良かった。魅力的な筆文字は、文章に説得力が加わることを子供のころは知らなかった。今からでも遅くは無いが、あれこれ言い訳が浮かんでくる。先々の課題としよう。