利貞先生にパワーを頂く

おせち・黒豆2010-

本日午前は父と松坂屋へ出掛け、若尾利貞先生の個展を拝見した。
中央に月が描かれた、いつもの絵志野皿の他、黒織部茶碗、志野花入れなど多くの作品を堪能させて頂いた。
お優しく見どころのある書も素敵だった。「花」一文字が、ふわっと風になびくコスモスを連想し、心が解放されるようだった。
帰り際に父は「拝見させて頂くだけで、買えもせず、済みません」と、妙なご挨拶をすると利貞先生は「こんな経済状況ですからね、皆さんにご覧頂いて楽しんでもらえたらと思って準備しました」と仰った。
広い画廊二部屋に展示されるまでには、大変なご苦労がおありなのに、そんなご様子を見せない強さを見習いたく思う。
素晴らしい作品を拝見したお陰様で、午後の仕事はサクサク捗った。何かをやり通す強い気持ちを与えてもらい、このまま明日につなげたい。では、来週までごきげんよう〜。
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