映画鑑賞

アメリカン・チェリー

今朝も講座準備に鮮魚店青果店、他に出掛けた。千種に戻り、レシピの用意をしているところにN氏から電話を受けて、昼食をご一緒させて頂いた。
某有名料亭の事件を話題にしながら食事をし、その後、政治経済と将来予想される生活環境の展望を伺い、お茶を楽しんだ。
難しいことは分からないが、政治・宗教・経済について、その方の思想を知ることを興味深く思う。方向性と着眼点に個性があり、価値を認める事柄に気持ちを動かされて、人は夫々暮らすのだろうと感じる。
政治の話題から、今の自分は度を越してボサ〜ッとしており、近い将来の生活は暗いかもしれないと案じた。
GW休暇に観た映画、チャン・イーモウ監督の「王妃の紋章」、衣装や舞台セットの豪華絢爛さがステキだった。
架空のストーリーに深みは感じなかったけれど、王様が第二王子に念押しした言葉「よいか、与えられるものは良いが、決して奪ってはならぬ」(言葉表現はセリフのとおりじゃない)が印象に残った。
絶対的な地位と権力を持ち、それらを維持する王様は結局、家庭を崩壊するけれど、周りの人間を服従させる強い意志があり、本当にスゴイ。
作り話だから、王家の庭崩壊は気にしないが「決して奪ってはならぬ」は何事にも応用できる教訓。
20年ほど前に金沢の町を散策して、ある寺の門前に「奪う者は滅びる」と掲げてあったことを思い出した。オヤツのアメリカン・チェリーを頂きながら、様々なことを反芻した。
では、また明日。