50年後のロンパールーム

ロンパールームが番組名だったと思う。うつみみどりが先生で、幼稚園児と遊ぶようなテレビ番組。先生役は代わりながら、長く続いて放送されたと記憶している。
同じ目的で遊ぶのだろうけれど、ワイワイ、ガヤガヤして自分の好きに行動している子もいた。録画放送だろうから無駄な部分は編集されていたはず。撮影現場は随分賑やかだったことと察する。
今日の体験講座に、母の友人Y子さんとY氏が参加された。体験講座は定期受講されるか否かの判断の為に行うが、Y子さんにそれは関係ない。「アンタ、ゴキブリみたいに夜遅くまで働いて、ちっとも時間を作ってくれないね!」と私をゴキブリ呼ばわりし「色々、話があるのにぃ〜、そうだわ、体験に参加するわ」とご予約なさった。
身体の都合でY子さんは、お手製弁当を持参された。朝は忙しくて朝食を抜いたとのこと。こちらで考えていた献立は大幅に省略し、「ダシの取り方」と「肉じゃが」を実習した(懐石献立に肉じゃがは無いので、通常の体験では作らない)。その最中も3人が好き勝手にしゃべり続けていた。挙句にお腹が空いたし、もういいねと講座を終了し、Y子さんの手製弁当と肉じゃがを昼食に頂いた。
Y氏は講座に関心を持たれたようで、試食後にご希望を伺った。魚料理が作れるようになりたいと仰るので「魚がお好きですか」と尋ねると「いいえ、特別には」とのお答え。なんだか、今日の体験講座はロンパールームのようだった。