ハウス育ち

女満別の軟白ねぎ

今朝から四日市に出講し、午後に千種へ戻った。帰りの近鉄電車から見える田園風景は、黄金色の稲穂が頭を垂れる田んぼと、刈り取りの済んだところが混在していた。
我が家も、そろそろ新米が届くことを楽しみに待っている。
今日の暦は菊の節句重陽」、五節句のうちで一番馴染みが薄そうだが、他と違って長寿を願う大人の節句と言える。
気候の変化が大きいこの時期は、人の気持ちも不安定になるのかも。昔の人々も「重陽」や「月見」を名目に宴会しながら鬱憤を晴らしたのだろうか。
一年ほど前に体調を崩されお辞めになった安倍晋三前首相に続き、ご苦労の多い福田康夫首相もお辞めになる。福田首相の会見内容は何よりも「、、、、あなたとは違うんです」が印象的だった。
その状況と言葉の真意は別にして、誰もが密かに「自分は違うよ」という気持ちを持っていると想像する。解釈を間違うと嫌味だけれど、、、、。
写真は「女満別の軟白ねぎ」袋に印刷されているように柔らかく甘味があり、今年の夏はこの葱を使う機会が多かった。
冬の寒さに耐えた、甘く肉厚の葱に比べ、夏の葱は苦味を感じることもあるが、今のところ、これにハズレは無い。
「ハウスの中ですくすく育った」と説明されており、この葱は、お嬢様のように「他とは違うのよ」と仰っているように思う。
では、また明日!