関の戸と雪月花

関の戸と雪月花

今日は朝から四日市に出講し、夕方千種に戻った。
授業中に四日市ケーブルテレビの撮影があり、アイスティーの実習が収録された。ホテル関係就職希望者のガイダンスもあり、午後の授業は30分ほど早目に切り上げた。
帰りの近鉄電車に乗る前に、ちょっとデパートに立ち寄り、今週末食事会のお菓子を求めた。写真がそれ「関の戸」と「雪月花」。
「関の戸」は漉し餡が求肥で包まれ、和三盆がまぶしてある半生菓子。東海道の宿場町だった鈴鹿の関が、お伊勢参りの人々で賑わったころからの銘菓。きめ細かな和三盆の上品な甘さと、柔らかな求肥と漉し餡が、薄茶や煎茶と相性が良い。
「雪月花」は淡い彩の和三盆が白は雪の結晶、桃は花、黄は月と、小さな形に仕立ててある干菓子。口に含むと儚く溶ける、まるで季節の移り変わりを思わせるように。
ブログを始めて以来、料理、花、お菓子を以前より多く撮るようになったが、本当は心に残れば写真は無くてもいいと思う。そういう話は長くなりそうだわ、別の機会に。
では7周年食事会をお楽しみにね、また明日!