カティーサーク号炎上

都忘れ

ニュースでカティー・サーク号が21日、火災に遭ったと知った。
ロンドンのテムズ川沿いに保存されている有名な19世紀の快速帆船。ウイスキーの商品名にされ、その方が知られているかも、けれど中国から英国まで紅茶を輸送する快速船だった。
時速30KMくらいで当時としては速く、約90日で紅茶を運んだそう。黒い船体に金の装飾が美しく、その優雅さから当時の英国繁栄を想像できる。
1869年カティー・サーク号就航、1868年明治維新、どぉよ?
紅茶の勉強を始めた頃に、大垣女子短大の故村瀬睦教授と出会い、カティーサーク号が活躍した時代と紅茶の普及、イギリス産業革命に係わる話を伺った。
村瀬教授は元々新聞社の国際情報部長を務められた方。偏らない情報収集と、何方にも分かり易く伝える努力をなさっていた。そのお人柄を尊敬し、信頼していたが早くに亡くなられた。
カティーサーク号は復元可能らしいが、寂しいニュース。
N女子大、紅茶研究部のSNOWちゃんが今年イギリスに留学する。その時に見ておいでと伝えようと思っていたのに残念。
なんだか、纏まらない内容になりました。写真は我が家の庭に咲く「都忘れ」。
あらら、講座が始まる時間、サヨウナラ〜。