夏の味覚

夏の暑い時期になろうが、食欲は落ちずにドンドン食べている。料理の味付けは、季節ごとに少しずつ変わる。寒暖と湿度等を感じ取って、味覚が調整される。その辺りの微妙な変化を感じ取れることが、センスの良し悪しなのだと思う。
最近はさっぱりとした風味に仕上げることが多く、食材本来の持ち味が弱い場合は、なにかと工夫する。工夫する過程と結果を面白く思うので、調理を続けられる。
今日の「旬の魚料理」は身の厚い、ふっくらした鰈を「お造り」と「昆布〆」に実習した。
他に一品持ち帰って頂こうと用意したのは「タコのさっぱりマリネ」刺身用の生タコを軽く加熱して、夏野菜とマリネに仕上げた。
オーソドックスなマリネではなく、オイルを控えて調理した。生のタコは旨味が強く、軽く加熱すると甘味が増す。淡い味付けで、タコの旨味が引き立つ。
土用が近いし「混ぜご飯」にしようかと、ウナギも用意したが、それは我が家のおかずにしよう。
今日もあっという間に終わったわ、また明日!