本日「茶懐石」講座は向付・鯛松笠造りに莫大海と結び三つ葉を添えて、煮物椀の蟹真薯に岩茸、法蓮草、松葉柚子、焼き物は鰆祐庵焼き、焚合せに鴨蒸し、くだ牛蒡、菊菜、箸洗いは零余子、八寸に才巻海老旨煮と翡翠銀杏を実習した。
炉開きのお目出度さと、口切の新茶を頂く華やかな気持ちを表すような、ご家庭で出来るおもてなしの内容にしたつもり。
懐石ならではの脇役、莫大海や岩茸は縁起を担ぐ意味もあり、お伝えしたことを憶えていて下さり、それらを頂く機会には、客中客、良いお客様として振る舞われますように。
写真は奥磯太覚氏の織部扇面向付に盛り付けた鯛松笠造り。では皆さま良い週末を！来週まで、ごきげんよう〜。
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