開け!ゴマ

皮むき炒りゴマ2010-6-24

夏の加熱調理は厨房が暑くなり、出来れば時間を短縮したいが、有り難いことに収穫される野菜は「和えもの」に向くものが多くなる。
茶懐石、和食の夏向きの和えものに活躍してくれる「胡麻」の品質はもちろん、炒り具合は重要と思って、仕上がりをじっくり観察する。
炒り上げると「生」では分かりづらい実の状態が表れる、って言うと大げさだけど、本当よ!未熟な実は旨味が少なく、美味しくないもんね。
かつて中国・胡の国の王様が、胡麻で英気を養い活躍されたという伝説があるように、ビタミンやカルシウムなどを豊富に含んでいる。
抗酸化作用、肝臓機能強化、細胞の老化やガン化を抑制など、身体に良いことが期待されるが、最近はゴマアレルギーの方もいらっしゃるらしい。
それにしても、日々小さなことを続けて、先々の結果になるだろうから、美味しく頂いて健康に暮らしたい。では、また明日!
'食'の講座 FLUSH http://www.gix.or.jp/~tea-fan/