今年の抱負を考える

まなかつお骨せんべい

去年の新年は「規則正しい生活」を目指し、間もなく無理に気づき、結局、目標は持たなかった。今年はどうしようかと思案している。
昼食を取りながら、先日購入した「ビッグイシュー」を見ると、新年らしく「成熟カルタ」が載っている。哲学者、詩人、有名人の言葉やことわざから、なんとな〜くメッセージを感じる。
ポーランド出身の偉大なチェンバロ奏者でピアニストのワンダ・ランドフスカ女史の「練習はしません。常に演奏です」って言葉が心に響く。りりしく厳しくステキだわ。
昨日「旬の魚料理」講座は、練習するには勿体ないほど大きくて鮮度の良い天然ヒラメを用意した。
お一人に一尾ずつをご自分で捌いて頂くから、自己責任で、ご本人が納得される出来上がりで良いのだけれど、本当に贅沢な実習と思う。
上達の為に犠牲になるヒラメを見て、少し悲しい気持ちを抑えて「まぁ〜、練習ですから、アラでスープも取れますし、、、」と、骨に沢山残された美味しい身を諦めた。
なので、ワンダ・ランドフスカ女史の言葉が、グッと胸に突き刺さる。次回から「練習してる場合じゃないわよッ!」って言ってもいいかしら?
そんなことが、頭に浮かんだだけで今年の目標は決めかねている。写真は本日のオヤツ「まなかつおの骨せんべい」では、また明日!