実山椒を焚く

2009年、実山椒佃煮

先日、下処理しておいた実山椒を焚いて保存ビンに詰めた。同時に煮豆もすると、エアコン無しでは居られないくらい暑かった。
家族が花山椒を好む為、3〜4年ほど前から我が家は実山椒をあまり収穫しなくなったが、料理の香辛料には実山椒が欲しい。
背の青い魚の風味付けに良く合うし、豚のスペアリブの下味にも使う。日本なら煮卵になるだろうか、茶蛋(チャータン)にも八角茴香他と合わせて必ず入れる。
香辛料を上手く使いこなすと、風味が深くなり美味しさが増す。長く保存できるから、千種教室でも提案したい。
講座では実山椒の佃煮や梅干しなどの保存食を「手作りする楽しみ」の延長として「利用法」まで伝え、馴染んで頂けるようにと心掛けている。食材の利用と調理の工夫は、いつまでも終わりが無くて面白い。
山椒の香りで頭が冴えてきた?よぉ〜な気がする、あと少し働こう。では来週まで、ごきげんよう〜。