ささやかに応援したい「十六ササゲ」

葉生姜甘酢漬け

昨日から「旬の野菜料理」講座にご参加のマダムHは、広い田畑を所有され、地元のお米や野菜の栽培と流通に詳しくていらっしゃる。
Mちゃんに注文して用意した十六ササゲを「とてもキレイで良い品質ですね」と褒めて下さった。
莢ごと食べるマメ科のインゲンやササゲは、アスパラの需要が伸びると共に人気が落ちていったように思う。茶懐石の古い献立の「焚合せ」によく使われた「千石豆」などは、もう店頭で見る機会も無い。
煮るよりも炒める調理が好まれ、それに合う食材が消費される。販売するにも、見栄えと日持ちが良い食材は取り扱い易い。そうした事情も栽培される条件のうちだろうと察する。
「十六ササゲ」の栽培を続けて頂けるように、これからもレシピを提案したい。
写真は「葉生姜甘酢漬け」甘酢に漬けて2〜3日経つと、淡い桃色を帯びてくる。これを頂くと、身体がシャキッとするよぉ〜な気がするわ。
では、来週までごきげんよう