小松菜

小松菜

写真は小松菜、アブラナ科の二年草、カブから改良されてできたらしく、茹でているとカブの葉と同じ香りがする。正月の雑煮に使う地方は、年末年始に「餅菜」と呼び替えるが、同じ物。
アブラナ科の野菜は多種あり、アブラナ、キャベツ、カブ、ハクサイなど。交配や品種改良しやすいのだろうね、以前はもう少し柔らかな繊維で甘味が多く、写真より小さめのものが主流だった。
つまみ菜は特に「鶯菜」と呼び、茶懐石、春先の煮物椀に添え物として使う。流通の都合で「鶯菜」を他の野菜のつまみ菜で代用する時もある。
淡く若々しい緑色で、ウグイスの鳴く頃に出回るから「鶯菜」、四季の細やかな情緒を取り入れる日本料理を、心からステキと思う。
もっと書きたいが時間切れ、また明日!