今度の３月に卒業を控えた学生は、本格的な就職活動を行っている。先週金曜日にＮ女子大、紅茶研究部の活動に出掛け、久しぶりに会った４年生の表情は引き締まっていた。
就職活動は３年生から始まっているが、いよいよ差し迫った時期になり、随分お姉さんになってくる。新入部員の１年生と比べたら緊張感があるように見える。
今日の午後は四日市の調理製菓専門学校に出講した。ある女子学生が「明日はＭホテルへ見学に行くんです、今からドキドキしています」と言った。彼女は賢く、見学という名目で自分の方が見られる立場と知っている。
ドキドキと言いながら「先生も一緒について行って下さいよォ〜、名古屋だしぃ」と冗談を飛ばす。「私が一緒？保護者代理になっちゃうね」と言うと「この子をよろしくお願いします、って頼んで下さいよぉ」と笑いながら言う。
さらに「セットで、この子にもれなく付いてきますって、どぉです？」と提案される。「アハハ〜ァ、年齢制限で、かえって不利になるかもよ」と爆笑した。
どの子も希望の進路に副うよう願っている。希望の就職先でなくても、吸収することは沢山あるし、健康で勤め続ければ今後の選択は広がるから心配ないよ！
