席を譲るタイミング

今朝、乗車したJR電車はボックス席だった。向かいに座っている20歳くらいの若い女性は、サングラスをかけ、服装から学生さんだろうと想像した。
途中からコンビニのおにぎりを食べ始めた。キャンディやガムのようなお菓子なら分かるが、恥ずかしくないだろうか。まぁ、時間の都合と、お腹の空き具合は人それぞれね。
彼女の食事が終わったと同時に、近くに60〜70歳の女性が乗車され、立っておられた。当然、私も近くだから席を譲ろうかと思ったが、お化粧はバッチリでアクセサリーを付け、オシャレな装いをされていた。
こういう時は、ためらう。若く見せるようオシャレをされていることが分かるし、もっと高齢者なら迷わない。「お席にどうぞ」と声を掛けては失礼かもしれない。
迷っているうちに、向かいの彼女が「どうぞ」と座ったままで言った。座ったままだった為か、譲られる歳じゃないということか「そんなんじゃないですから」と笑顔で辞退された。
「やっぱりなぁ、オシャレしている女性は断るよ」と心の中でつぶやいた。きちんと統計を取っているわけではないが、辞退されるタイプの女性に共通点がある。電車通勤歴が長いからね、分かるのよ。
それに若い女性は「若く見せたい」って未知のことかも。それも私には分かるのよ〜。相手の気持ちを察しないと、気配りは活きてこないわね、気をつけよう。