食の安全と品質を考える会

3年ほど前に結成されたNPO「食の安全と品質を考える会」の会員になっている。全国の食品製造メーカー、農業、漁業に携わる方々が中心になって作られた会。正式名称は頭に「皆と取り組む」が付いている。
会員の中には、フリーカメラマン、フリーライター、デザイナーもいらっしゃる。変わったところでは、医療機器メーカーの役員もいらっしゃる。NPO団体に認定されるまで奔走されたのは、大阪の老舗の大和煮屋の社長さん。
何方も本業の傍ら、忙しい時間を削って活動するの為、運営をまとめる方は大変なご苦労と察する。今までの会議開催場所は東京と大阪だったので、大阪には顔を出した。出版物は一度、原稿を書いた。先月末締め切りの課題はあったが、何も書けず原稿は送らなかった。時間の捻出が大変なことは皆さん同じで、言い訳にならないので、こっそりと連絡もしなかった。
会に参加し、製造者の話を直接聞くことは、興味深く貴重な内容。消費者に知らされていない事実、作る側の事情と、製造者が気がつかない消費者の要望に差がある。その辺りの情報交換が上手く出来て、お互いをより理解できればと考えている。私はその仲介が出来る位置にいて、理想としては役割を務めたいが、あまり活動していない。他の会員も本業と会の活動で、同じようなジレンマを持っていると思う。