来年のカレンダー

火曜日、いつもの昆布屋さんで来年のカレンダーを頂いた。インテリアカレンダーと表示があり、どんなデザインかなと思っていた。そのまま封を切らず家に持ち帰り、カレンダー管理担当の父に渡した。毎年、カレンダーを置く場所は父が決める。
開封すると巻物のような物が、それを広げると干支の犬と日付が織物になっていた。織物なので犬の毛が本物のように立体感があり見事なものだった。さすがに老舗の昆布屋さんね。
かつて何匹も秋田犬を飼ったマニアの父は「おおっ!秋田犬か」と勝手に思い込んだ。違うよなぁ、と思って「う〜ん、、、」と相槌を打ちかねていると、父は「骨格が違うな、柴かぁ?」と言うので「柴か土佐よねぇ」と答えて、暫く二人でカレンダーの犬を観察した。
思い出せば、父は柴も土佐も好みではなかったような、、、。カレンダーをクルクルと巻いて「これは布だし、予定が書けないから山の仕事場」と滅多に見えない場所を決定した。秋田犬だったら自宅の居間だったかも。