愛知県産の芹

愛知県産の芹

今朝も青果店鮮魚店・昆布店・精肉店で講座食材を揃え、例年どおり昆布店では立派なカレンダーを下さった。古風な干支の織物は、古〜い我が家にぴったりと思う。
帰宅し、カレンダー設置担当者の父に渡せば、喜びそうだ。さほどビシッと几帳面ではないが、父はカレンダーと時計が大好きだ。
特にカレンダーは、予定を書き込める余白のある物が好みらしい。置き時計はどの部屋にも必ずあり、腕時計は外出先に合わせて変えて出掛ける。
それでも予定を間違えるから、書くのは安心する為や習慣なんだろうと察する。
話を変えて、今年は「芹」をよく使った。少し前は高知県産だったが、今の入荷は写真のように御紋入りの愛知県産に代わった。
鮮やかな緑色にスッとした少しクセのある香りが特徴的で、歯ざわりはシャキシャキして美味しい。個性が薄くなったような味わいの野菜に比べて「芹」の一般的な消費傾向はどうなのかと案じる。
他にも今頃の寒い冬に「煮豆」をコトコト炊くのもいいと思うが、時間が掛かる乾物の調理は避けられるようで、「芹」や「乾物の豆」を見て千種教室先々の方向性を考える。
一般家庭で農産物の消費が偏れば、食の流行もあるだろうけれど、生産者は浮かばれず希望の薄い仕事のように感じる。野菜もお米も広い土地で、長い期間に手間を掛けて栽培されるのに、、、。
どんな食材も有難く、美味しく頂く提案をしたいと思う。これ、来年の目標にしようかな〜、当たり前過ぎる?
さて講座が始まる、来週までごきげんよう!