懐石のご馳走の意味

いちぢく・完熟2017-10-13

本日「茶懐石」講座は向付に戻り鰹平造り、煮物椀に冬瓜・才巻海老・冬こ椎茸・つゆ生姜、焼き物は鯖香味焼き、預け鉢に焼き無花果、お菜は舞茸・菊菜・銀杏和え物、箸洗いは零余子、八寸に紅鮭燻製蓮根かさね、栗渋皮煮を実習した。
先日挙式を上げられ幸せオーラいっぱいのM嬢がロールケーキを差し入れて下さり、お父様からは今朝採れたての木熟無花果を頂戴し、どちらも有り難く、早速皆さんで楽しませて頂いた。
ちょうど実習に予定した焼き無花果を、準備していたものと取り替えて、木熟の無花果を使わせて頂くと、とてもとても甘く、今日一番のご馳走になった。
若い時に教わった「ご馳走」の意味を思い出し、まさに今日の焼き無花果にあたると懐かしい気持ちになった。この話しは活字で表現することが難しく、コツコツ教室でお伝えしたいと思う。
無花果は品種にもよりますが、木なりで熟していると写真のように、よくお口が開いていますね、こういうの特に甘いですよ。さて夕刻の講座が始まる、皆さま、良い週末を!来週までごきげんよう〜。
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