おチョボ口のカワハギ 

カワハギ2010-10-19

本日「旬の魚料理・応用」講座テーマの「カワハギ」を捌きながら、その暮らしぶりを想像する。
どうやら水深100m以浅の砂地に群れているらしく、個性的な体形はザラザラした硬い皮に覆われ、おチョボ口。
おチョボ口のお陰で呼吸が浅いのか、エラ蓋は見落とすほど小さい。
目玉近くの背びれは1本のトゲになっているが、黒目がちの、つぶらな瞳はキラキラ輝きチャーミングだ。
あまり運動しないのか、肝に脂がのり、とても美味しい。歯応えのある淡泊な白身は、フグを思わせるほどの旨味。
以上のことと血の少なさから、警戒心がやや強く、あまり働かない優雅な暮らしぶりなのだろうと、勝手に思う。
では、また明日!
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