それぞれの老後

マダムHの無農薬ミカン

今朝から四日市に出講し、午後に千種へ戻り、スパイスを効かせた温かいスープで昼食を取った。
今年度に担当させて頂くクラスは、出席率が高い。冬休みと海外研修後も、変わりなく健康そうで安心した。就活中の生徒さんもいらっしゃるから、体調を崩さないようにと案じている。

話を変えて、先日購入したある雑誌記事の一部に「若い女性の老後不安、増大中」とテーマにされ、新聞や雑誌で活躍中のファイナンシャルプランナーが「公的年金が先細りする心配をするよりも実際に1ヶ月(老夫婦2人で)年金12万の範囲で生活費を計画し、老後の生活をイメージしましょう」と、大まかな参考例が載っていた。
心配しないで暮しましょう、と提案しているはずの内容を見て、オバサンは身が縮むほど「ヤッパリ、大変だ〜」と思った。
その内訳は食費3万、水道光熱費と電話代3万、おこずかい1人1万(2人で2万)、日用品1万、教養娯楽費1万、社会保険料1万5千、医療費5千の合計12万だった。
これを部分的に、我が家の老夫婦(両親)に当てはめると、まず父は医療費が足りず、こずかいを減らすと友達づきあいも無くなる。仕方なく食費を削って父は、母の食糧を分けてもらって暮す。スカスカに隙間だらけの古い我が家の冬は、暖房費がかさみ、、、と、心配だらけの老夫婦。
全ての人に当てはまらない試算だけれど、借家住まいの方は家賃が大きな負担になってくるし、自家用車も手放した方が楽になる。
記事の対象になる若い女性は、どんなふうに解釈したのだろうかと案じ、この話を歳の近い友人に話すと「まじめに読む記事じゃないね、ドハハハ〜」と笑われた。
そぉ〜なの、なんだか分からないけど、多くの人に説明するって難しいね。また明日!