本日午前は包丁砥ぎに時間を費やし、午後は「シンプル・スイーツ」講座で「ミル・クレープ」を楽しく実習した。
文章だけの表現では誤解を招きそうだけれど、料理教室は「美味しく楽しく実習出来て良し」かなぁ〜と、最近は思う。
技術向上を目的に参加される方がいらっしゃれば対応するが、とても厳しく完成度を求めることになり、私は楽しいが、ご本人にはどうかと案じる。
先日「茶懐石」講座で大根の「桂むき」を実習したところ、予想以上に上手だったＫ氏は「自宅であと一本分くらい練習すればいいですか？」とお尋ねになった。
以外に良い出来だったので褒めたが、お客様にお出しできる状態ではなく「何を生ぬるいことを！これから最低でも、ひと冬の練習は必要ですねっ！」と厳しく宿題を出した。
調理の上達には基本が大切で、理論だけではなく実践を積み重ねて身に付けることと信じている。次回はＫ氏の腕が上がっていることを期待して、大根を用意したい。では、また明日！
