田毎の月

干菓子・田毎の月

このところ各地で集中豪雨による災害が報道され、そのニュースを見るたびに被災者の暮らしの不便さや、復旧作業の大変さを想像する。
昨日は、やはり大雨の為に夕刻からJR中央線は一時不通となり、遅くまで帰宅できずにいたが、事故が発生するよりは良いと思って運転再開を待った。
待っている間に千種教室の直ぐ前で、市バスが無人発車し、ガードレールにぶつかって止まる事故があった。
事故を目の当たりにし、流石にのんきな自分でも嫌な気持ちになった。どこにいても、災いに巻き込まれる恐れがあった日なのだろうかと。
話は変わり、先週土曜の川村屋さん「和菓子講座」は、お陰様で楽しく、丁寧にご教授頂いた。煉り皮生地の成形は、予想以上に上手くできたし、お干菓子は2種類を講習して下さった。
今日の午後に、お干菓子「田毎の月」と「蕨」を笹山芳人氏作の皿に盛って撮影してみた。水の満ちた田に映る月を愛でる、ってこんな感じでどぉかしら?
テレビ、デジカメラやパソコンも無い時代の昔の人は、粋で風流な暮らしだったのね〜、見習いたい。
茶懐石もそうだが、和菓子もストーリーがあり、その背景を想像する心を持ちたいと思う。バクバク食べるだけでは、勿体無くて残念でしょ?
さて、もう少し明日の準備をしよう、また明日!