「大人の和食」の気持ち

自家製エコバッグ

午前の「大人の和食」講座を終えて、片付けも済ませ、只今ジンジャエールを頂きながら休憩中。
今日の煮物椀は、小豆を萩の花に、銀杏を葉っぱに見立てる「萩真薯」を実習した。夏が終わり秋風を感じる頃の風情を表現し、白い真薯に小豆と銀杏が点在する様子を美しく思う。
料理の目的は健康維持、栄養補給、短時間調理など様々だろうけれど「大人の和食」講座は、季節感や何か物語があり、おもてなしの気持ちを表現し、もちろん美味しい調理を心掛けている。
お陰さまで14年間「茶懐石」講座を続けながら、受講される方々から多くのことを学ばせて頂いた。その一つに、目に美しく美味しい料理を、日ごろ頑張る自分の為に作りたいと望まれる方が増えていること。
お客様をもてなす茶事の食事「茶懐石」の約束事を緩くし、食材と調理法・器など選択の幅を広げ、FLUSHの個性を活かした内容が「大人の和食」でありたいと思う。
今も自分が会社員を続けていたら「旬の魚料理」と「大人の和食」を受講するだろう。あ〜ぁぁ、組織で働き続けるって、大変だ、気分転換が大事だヨ。
変になって来たので話題を変えて、写真のエコバッグは、雨傘を解いて作ったもの。
気に入った絵柄だったが、2〜3度使っただけで何故か骨が折れてしまい、捨てるのは勿体無くて袋にした。
一つの傘から袋が二つ出来、母に見せびらかしたところ「ちょうだい」と言われ、分けてあげた。雨を凌げる布地だけあって、丈夫で重宝している。
雨傘をエコバッグに変えたように、何かの選択や人生も、変えていいさ、止まらなければ。では来週まで、ごきげんよう〜。