都忘れ

都忘れ

初夏に咲く花の色は青や紫が多い、紫陽花、鉄線、花菖蒲など。ハーブはイタリアンセージ、ラベンダーが印象深い。
写真は我が家の庭に咲く「都忘れ」キク科の多年草、ミヤマヨメナの園芸品種。
春から初夏に紫、ピンク、白色の小さく可憐な花が楽しめ、茶花によく利用される。キク科は丈夫で繁殖しやすいと思う、この「都忘れ」も絶えずに毎年咲いてくれる。
名前の由来は順徳(じゅんとく)上皇の故事からとされるが、別の品種の菊とも言われるらしい。
承久の乱(1221)で鎌倉幕府討幕に失敗し、佐渡島に流され20年余をその地で過ごした順徳上皇が、庭に咲いていた野菊を見て「今まで都の雅やかな暮らしを恋しがっていたが、この花はそれを忘れさせる」と仰ったとのこと。
小さくも凛々しく高貴な姿で咲く花に、最もらしく同調できるお話。
週末はノンビリ過ごし、テレビでバレーボール・北京五輪男子世界最終予選を観戦し、16年ぶりに五輪出場を決めたゲームに感動した。
選手の活躍もカッコよかったけれど、一番「華がある」のは植田監督のように感じた。
「華がある」を言葉でうまく表現出来ないが「真直ぐ強い意志をもって行動する人から感じる雰囲気」かなぁ。そういう人には求心力があるね。
本日のタイトル「都忘れ」とバレーボール、関係ないけれど、何事も前向きな考えが良いわよね?また明日!