幻のような山椒の蕾

病院花壇の花

祝日の昨日は朝から夕刻まで父の仕事を手伝い、夜は岩盤浴に出掛けた。
仕事場に到着すると母は、すぐに山椒の様子を見ていた。先週末に摘み採り、佃煮を焚き、その2日後に花は終わりかけていた。
「実」になる前の「花」だったが、母は「蕾」に拘る為、「もうダメだわ、こんなに咲き過ぎては、あ〜ぁ」と残念がった。今年は去年より早く暖かくなり、花の時期を注意していたが、思いの外早かった。
父は「この状態の花も焚いて、また違った風味になって面白いかも知れん、焚いてみろ」と言ったが、「一回焚けたから、もういいわ〜」と家族会議はアッサリ終了。
自然の恵みは、人間の都合に合わせてくれるわけでもないし、人の出会いも、料理も「一期一会」さ、と思う。年中変わらず楽しめるなら、感動は薄い。
幻のように儚く終わって、心に美しく残れば満足。
今日の午後は、気になる入院中の伯母を見舞った。写真は名大付属病院入り口花壇の花。 
明日から5月、息切れせずに頑張ろぉ〜。また明日!