カツオ節を削りたい人々

2008年、ゆべし

昨日の「体験講座」は、ユニークな方々のご参加で賑やかだった。普段の調理に関する話題の他、血液が☆型だから、○○だとかまで。
以前教室に通われた方のご紹介ということもあり、初対面のように感じなかった。入会希望コースは「茶懐石、カツオ節を削りたいから」と仰った。
茶道のお稽古も継続中とのことで、懐石も併せて精進なされば、更に磨きが掛かることと思う。
他にはブログをご覧になり、講座に興味を持って下さった方がご参加だった(チョッとAちゃん似)。
日常生活雑事を綴るこのブログは、政治・経済・宗教に及ばず、ささやかな内容だが、多くの方々と共通の話題を持つことが出来ている。これからも続けたい。
それにしてもカツオ節を削りたいなんて、ふぅぅ〜ん、そぉ〜なの、面倒に思う方もいらっしゃるのにね、と面白く思った。
帰宅すると母が、居間でカツオ節を削っていた。シャッ!シャッ!シャッ!シャッ!テレビ音声の妨げになり、煩く「もぉ、止めたら?」と父に言われても「見て!こんなに綺麗に細くつながって、気持ちいいわぁ〜」と手を止めない。
あきれて「削り置きは、香りが飛ぶよ」と言っても、続けていた。我が家の場合、このような事態になれば、周りが諦める。
美味しさを追求し「カツオ節を削りたい人」が多くて嬉しい。写真は乾し上がった「ゆべし」、また明日!